競売の通知が届いてもまだ道は残されています。 任意売却という選択肢もお考えください!

強制競売と担保不動産競売

強制競売と担保不動産競売


強制競売
債権者が、公正証書・判決等の債務名義に基づき、債務者又は保証人の所有する不動産に対して当該不動産を管轄する地方裁判所に対して強制競売を申し立てることができます(民事執行法43条以下)。


地方裁判所では強制競売の申立てを受理すると、「平成○○年(ヌ)第○○号」事件との事件番号を付して強制競売を進める。債務者の意思は反映されずに裁判所の命令で手続きが進むため、強制競売と呼ばれます。


担保不動産競売
債権者が、債務者・物上保証人から抵当権・根抵当権の設定を受けた担保権者である場合に、抵当権(根抵当権)の実行として、当該不動産を管轄する地方裁判所に対して担保不動産競売を申し立てることができます(民事執行法180条以下)。


地方裁判所では担保不動産競売の申立を受理すると、「平成○○年(ケ)第 ○○号」事件との事件番号を付して担保不動産競売を進める。 原則として、強制競売の規定が準用される(民事執行法188条)。


競売事件(ケ)と(ヌ)の意味
(ケ)事件とは何か?
多くの場合、借金を返済できないために、担保に提供していた不動産を差し押さえられて競売になるということになります。 これを「担保権の実行としての競売」といいます。


裁判所の資料の事件番号に(ケ)という記号があると思いますが、これはこの担保権の実行としての競売のことを意味しています。 つまり抵当権を実行されて競売になりましたよという意味です。


(ヌ)事件とは?
担保権の実行としての競売に対応するものとして強制競売というものがあります。これは事件番号に(ヌ)という記号で表示されています。


強制競売とは、抵当権とはかかわりなく、債権者が債務者の債務不履行があった場合に、裁判所から判決をとって債務者の財産を差し押さえることで競売になる場合をいいます。


(ヌ)は(ケ)事件と違って、裁判所の判決が必要になってきますので、手続き的には面倒になります。


民事執行法では強制執行を基準に条文がつくられており、これを準用する形で担保権の実行としての競売が規定されています。 公告数でいったら圧倒的に(ケ)事件が多いですが、条文配列と現実とは逆になっているのです。


落札希望者にとっては(ケ)事件と(ヌ)事件で違いはほとんどありませんので物件購入に際してそれほど気にしなくても大丈夫です。

トラックバックURL

http://2do3reset.us/%e5%bc%b7%e5%88%b6%e7%ab%b6%e5%a3%b2%e3%81%a8%e6%8b%85%e4%bf%9d%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e7%ab%b6%e5%a3%b2/trackback/
RSS FEED